唐津湾の海岸線沿い。幅400〜700メートル、長さ約4.5キロにわたり続く虹の松原は、約400年前に唐津城主だった寺沢広高が潮風や飛砂を防ぐために植林させたもの。昔はその長さから「二里の松原」と呼ばれたこともあったが、弓なりに弧を描く松原を虹に見立て、現在では「虹の松原」と呼ばれる。
1955年、国内の松原では唯一の特別名勝に指定された。「白砂青松」とたたえられる松原は、ほとんどがクロマツで占められている。
2007年ごろから行政と住民が協議を始め、虹の松原の保全方針を策定した。以来、松葉かきや清掃活動など白砂青松を維持するためのさまざまな取り組みが続く。最近では、少しずつだが松林の象徴でもあったキノコ「ショウロ」が見られるようになったという。
虹の松原には「太閣秀吉がうるさいと一喝し、セミが鳴かなくなった」「海岸近くの松原でも真水の井戸がある」など七不思議と呼ばれる現象もあり、興味ば深い。
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